モンセラートに来た理由の一つは、Mのお母さんの灰がまかれたから。
滞在中、何度かモンセラートにある、灰のまかれたサンミゲルに足を運び、彼女のことを思いました。
M家族が私のモンセラート滞在にあわせて、この10日ほど前にここへ来て灰をまいてくれた。
わざわざそうしてくれたことに感謝。
ここまでは、向こう側に見える修道院のある所から歩いて30分ほど。
昔、7,8人の団員達がここまでピクニックに連れて行ってくれました。
あの頃は、しんどいってぜんっぜん思わなかったけど、今回は登るのけっこうしんどい。
やはり体力は衰えますな。
平日はここは人が少ないので30分くらいここにいて、静かに彼女のことを思っていました。とても良い時間でした。
彼女と一緒にエスコラニアの学校へ入れてもらって、演奏会を見せてもらったり、パエリアを他の家族と一緒に食べたり、アパートで過ごしたことなど。
海辺のお家で家族で楽しく過ごしたこと。
いろんな所へ連れて行ってくれたこと。
たくさん笑って、たくさん話したこと。
綺麗な思い出だけがある。
あちらの世界でも楽しく笑っているといいな。
ここにいると彼女の近くにいると感じる事が出来ます。
カタルーニャにいること自体が、彼女の近くにいると感じられました。