nene

ドイツ生活

ウクライナ猫🐱

先日、私のアパートに思いがけなく猫ちゃんが外壁の蔦をつたって入ってきたお話をしました。

 

forktospoon.hatenablog.com

 

当時、その飼い主さんと話したとき英語だったのと雰囲気で「ウクライナからの避難民の方たちかな」と思ったのですが、やっぱりそうでした😀

 

しかも彼らが住んでいるのは私の部屋の2つ真下!!

あら、近かったわね。

お母さんと16歳の息子。

つい最近、お部屋に招待していただいたのですがそこで私たちが助けた猫ちゃん「モイチェ」に再会・・・。???ん、え?

いたのはモイチェだけじゃなかった~~。

ネコちゃん4匹いました~~~。

 

この子がモイチェです~❤


こりゃあ天国。

もう1匹白いフワフワチャンがいるよ。

 

何とウクライナから猫ちゃん4匹も一緒に連れてきたそうです。

 

彼らはハリコフからの避難民。ウクライナのハリコフ、かなりロシアに占領されてる町ですよね。

電車でベルリンの駅まで猫ちゃんを洗濯籠に入れて連れてきたとか。

その洗濯籠も見せてくれました。その洗濯籠は小さくはないけど長距離を移動となるとみんなに珍しそうに見られたと言ってました。道中の写真も見せてくれました。

 

話してる最中、モイチェは机に登ってきて私にスリスリ🐱

覚えてるのかな~~~?きゃわいいの~~~💖

 

彼らは先月こちらに避難してきた比較的新しい避難民の方。

お母さんのハリコフでの勤務先である薬品会社の事務所がベルリンにもあり、その関係ですんなりベルリンに来れたとか。

このアパートもその会社の関係で入る事が出来たということです。

やはりビタミンBが必要なんですね。

ビタミンBはドイツでよく使われる言葉でいわゆる「コネ」です。

 

ベルリンには3月の時点でたくさんの避難民が来たので今はもう部屋がないのです。

ベルリンに到着しても他の町に移されますがそのほかの町ももう難しくなってきてるよう。

ドイツはなんせ空いている部屋自体が少ない。なので普通の人でも部屋を探すのに一苦労します。

うちのアパートは順番待ちの人だらけ。私たちも同じアパートで今より少し大きめの部屋が空くのをもう何年も待ってます・・・。

 

その点日本は空き家だらけ。不動産屋さんに行くとこれでもかって程、部屋を紹介してくれます。

そういう空き家をウクライナの避難民の方に開放すればいいのに、といつも思います。

 

 

さて猫ちゃんが窓から蔦をつたって脱走した後、彼らは窓辺にネットをして猫ちゃんたちが外に出るのを防いでいました。

モイチェはそのネットをよじ登っちゃうそうですが😅

 

窓辺のネットが見えますか?猫ちゃんも1匹座ってます🐱

 

ドイツに避難してきたウクライナ人はまず難民登録をします。

その後、ジョブセンターという日本でいう職安に登録され生活に必要な資金はジョブセンターが提供します。

 

住居は無料で提供され世帯の人数によると思いますが2人で800€くらいは毎月補助があります。

その他、初めに家具を買う費用なども出るようです。

ドイツの物価を考えると800€は贅沢しなければ充分です。家賃はここから出すのではなく別途支払われるので。

しかし最近はウクライナから来たからと言ってすぐに難民登録が出来る、というわけでなくなっているようです。いろいろな条件が設けられ難しくなっているよう。

彼らこそ助けが必要な人たちなのに気の毒に思います。

 

ここからはウクライナの方と関係ない話です。

このようなドイツの生活支援を悪用する移民や怠け者ドイツ人が出現するのも現実で問題視されています。

働いている人の税金から出ているので。

一生懸命働いても税金をたくさん持って行かれ、働いてる方が馬鹿らしくなってきます。下手をすればジョブセンターのお世話になっているぐーたらの方が収入が多いです。

あり得ん😤