~私のエスコラニア~ 現在
火曜のモンセラートでのお昼のミサは、びっくりするほど人がいませんでした。せっかくクリスマス休暇からエスコラニアがもどってきたのに。参列者この3人だけ!ちなみに水曜は誰もいなかったかも😰コロナだからですが最近極端に少なくてびっくりします。この中に入れたらまるでエスコラニアが自分のためだけに歌ってくれている気分になりそうです。45人の少年たちの美しい歌声を独り占めです。今行けたらどれだけいいか。でもそれがコロナだから難しいのですよ。参拝者がいなくても熱意をもって歌う姿に涙。スペインもロックダウン中です。でも近所の人は行けますね。近所といっても山の上なので、山の麓に住んでいる人でしょうか。
ちなみに普段はこんなに人でごった返しているモンセラートのミサ。観光客でいっぱいです。↓両端の階段になってるところにも人がいて祭壇前の床にも人が地べたに座っているのが通常。 宗教的な行事の日にはこれより更に混み合います。
年末からたくさんの元エスコラニアの団員友達と連絡を取り合っています。連絡取りあえる事に感謝。いくつか面白いエピソードがあったので日記感覚で書き留めておこう!
お世話になった バルセロナ近郊の町が地元のマルク。5年間ニュージーランドにいたけどクリスマスは帰郷して実家にいた彼は「君のことを毎日思い出すよ」と、私が昔バルセロナに行ったときプレゼントした明珍火箸(みょうちんひばし)を写メしてきました。面白すぎ🤣でも今も大切に天井からぶら下げてくれていて感激です。20年持つのか、明珍火箸!でも私は明珍火箸をあげたことあんまり覚えてなくて(笑)そういえばあげたかな。2度目に行ったときは、マルク好みのTシャツをプレゼントしてすごく気に入ってくれたことはよ~く覚えています。毎日のようにそのTシャツ着てくれてた(笑)
来日時のソリストだったフランセスクという元団員でマルクの大親友。クリスマス24日から25日にかけて行われる3時間のミサ(22時半から1時半)は昔もあった、と昔の話になりました。はあ、行っておけばよかった。その夜中の3時間のミサの後、みんなでホットチョコレートを飲みに行ったとか☕寒い夜中のミサの後のホットチョコレートは絶対美味しく感じられただろうな~。その後寝るのは2時半や3時ですね。その日の午前11時にまたミサがあるので、それに合わせて起床しなければならないのでかなり忙しい2日間です。そして「僕が初めて一人で歌ったのはクリスマスのミサだった」ということです。初めてのソロは思い出に残りますね。マルクと一緒に彼のお家にも行ったことがあります。家には自作のソロCDがたくさんあり、音響効果のためスピーカーがいくつもあり、美しい声がさらに美しく聞こえたのを今も覚えています。その彼も今は二児の父。
ジョルディは1度目にモンセラートにマルクといった時に知り合った元団員。8年ほど前に「日本に旅行に行くよ。会えるかな。」と連絡がありました。2000年の来日時に1年目だった彼は、先輩たちの日本での思い出を聞いて「絶対に自分もいつか日本に行きたい!」と思っていたよう。なんてけなげ!しかし私はその時ベルリンに引っ越したばかりで語学学校にも行っていたので(欠席日数が多いとヤバいことになる)彼を日本で案内してあげられなかった、という残念な思い出が。「それは残念」と言いながらも最後に「ベルリンでの新生活楽しんで。学校でたくさんのこと学んで!」と言ってくれて何て親切なんだって思いました。その後も私はそのことをずっと後悔し残念に思い続けているという。ジョルディはモンセラートで私に新しくなったエスコラニアの学校を案内してくれた、という感謝すべき相手。恩返しができなかった、と。それにもかかわらず「2021年はこの暗闇の時間が終わってきっと元通りになる!バルセロナに来るときは知らせて!」って言ってくれて感激して涙。どこまで親切なんだ。ホンマにいい子(人)(涙)受け身でしかいられてない自分が悲しい。なので私もジョルディに言いました。「ベルリンに来るときは案内するから教えて!」「また日本に旅行することがあったらその時は早めに言って!案内できるように帰国する計画立てる!絶対!」と。今なら多少融通が利く。
他にもバルセロナに来るときは教えて、と言ってくれている団員が何人かいます。私も彼らがベルリンに来るときは是非、案内するから知らせて、と言ってあります。実はエスコラニアの友達で一人はすでにベルリンに来てくれて会っています。このことはまた別の機会に書きましょう。
今年の夏までにバルセロナに行けるといいな。そしてモンセラートに!