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ドイツ生活

帰国の流れ

帰国中のことを気が向いた時に書いていこうと思います。

 

今回の帰国で印象深かったことの中に空港やフライトでの出来事あります。

なんせまだコロナの規制があるのでコロナ前に比べれば異様な空気が流れています。

その上、ロシアによるウクライナ侵攻が始まり更に異様です。

フィンランド航空だったけど3月以降のフライト、何と関空行きが全キャンセルされたのです!

しかも出発まじかにならないと通知されなくて考える余裕なし。

成田には週数回飛んでいるので成田発着にしました。

フライトがキャンセルされた場合は、フライトが出発するまで何回でも変更が可能とのこと。

買うとかなり高くつく日でも無料で変更が出来ました。

でもネットでの対応は不可能で電話対応のみ。

 

昨日、6月から規制が緩和されると報道がありました。

私が体験したのは3月、4月の事ですが記事にしていこうと思います。

 

⓵ 出国72時間前にPCR検査が必要。

これは6月以降も変わらずです。

しかも厚生労働省が指定するフォーマットに記入してもらう必要があるというめんどくさい事。

www.mhlw.go.jp

医療機関名や医者のサインも必要なのでその辺の無料の検査会場のではダメです。

 

大使館のHPにドイツ中どこのテストセンターで厚生労働省の基準を満たす検査をしていてフォーマットにも記入が可能というテストセンターを紹介しているのでそこで家の近くにある比較的費用がお手頃なところを見つけてPCR検査をしました。

www.de.emb-japan.go.jp

 

記入フォーマットについては慣れているのか「あんた日本人やから自動的にそのフォーマットに記入したのをメールで送るで」と言ってくれた。

思ったより簡単でした。

でも医療機関によっては交渉しないといけないこともあるでしょう。

そして結果がその日の夜に来て「陰性」。

これ、結構緊張します。

ここで陽性だったら飛行機乗れませんから。

出国前1週間くらいは、なるたけ人との接触を避けていました。

 

⓶空港のチェックインカウンターで陰性証明書、ワクチン証明書をスマホで提示。

スマホのデジタルワクチン証明書はEU内では通用しますが日本では通用しません。

黄色のワクチンパスも通用しません。

日本に入国するときはQRコードのある紙の証明者が必要なのでドイツ在住の方は必ず帰国するときは持参しましょう。

薬局でもらえるものです。

 

 

ベルリンーヘルシンキのフライト。

結構人が乗っていましたが感染予防のため真ん中の席はたいがい空けられていた。

 

さらばベルリンよ。

下に飛行機の影が小さく映っとる👀

 

フィンランドまだ雪降っとった!

しかも海が凍っとる!!

3月下旬

ドイツはあったかかった時期なので違いに唖然!

 

フィンランドと言えばムーミン

 

まだまだ空港は閑散としています。

免税店も人がいない・・・。

 

 

本来ならば人でごった返しているヘルシンキの空港が・・・。

日本人旅行者が多いヘルシンキ空港、日本語の表記も見かけます。

が今は旅行客全く見ませんでした。

 

搭乗待ちのゲート。

乗るのこれだけ?

 

数えれる程度しかいなくて数えてみたところなんと

ジャンボの飛行機に搭乗客40人ほどでした!

もったいないなー。

日本まで飛行するエンジンや環境のことを考えると確かにもったいない。

しかも今は戦争でウクライナやロシアの上空を飛行できないため遠回りして飛行するので時間もエンジンも使います。

料金も今は高いわけです。

 

帰国してました~姫路城の桜

ブログを2か月ほどほったらかしておりました。

実は3月下旬から帰国していました。

 

家族の事など、いろいろ心配な事ありまして。

 

コロナで帰国出来てなかったので3年ぶりの日本でした。

 

ドイツの家から日本の家までなんと38時間くらいかかりました・・・。

関空に着きたかったですが戦争の影響で予約していたフィンエアが関空に飛ばなくなり、成田に到着。

成田空港でのPCR検査等、長ーい待ち時間、移動時間経験しました。

噂には聞いていましたがこの時間の長いこと。

最終的に到着ゲートに出てくるまでに3時間くらいかかりました・・・。

 

隔離どうなるかと思いきや、ワクチン3回接種していると隔離なしでした☆彡

ほっ!

 

今年は日本の桜を3年ぶりに見る事が出来ました。

 

姫路城の桜





ITB

うちの会社は毎年この時期「ITB」というメッセ(展示会)に参加してブースを設置しています。

が、コロナが始まって以降、毎年この展示会は中止になっています。

2020年から2022年までのもう3年もベルリンでITBは開催されていません。

ITB は Internationale Tourismus Börseの頭文字をとったもの。

ITB Berlinが正式名称。

うちの会社は音楽家や政治家の他、旅行者も受け入れています。

なので世界の旅行会社とも深く関わっています。

 

この展示会、かなり大規模で歩いているだけで世界一周出来てしまいます。

ただしかなり疲れますが。

 

ベルリンのMesse Berlinという展示会会場で開かれるのですがこれがまためちゃくちゃ広い!!

疲れるわけです。

 

ここに世界中の企業が訪れ、取引先となるパートナーを探したり、自分の会社をアピールしたり、と大変華やかな、そして大変混み合った5日間になります。

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ドイツのブースは州ごとに分かれています。

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アジアのホールでは日本のHISさんやJTBさんなどおなじみの旅行会社がブースを設けていらっしゃいます。

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始めの3日間は企業向け、最後の2日間は一般向けに公開されます。

圧倒的に企業向けの3日間がかなーり混み合います。

 

 

国際女性の日

本日は国際女性の日。

ベルリンは祝日です。

他の州は違いますがベルリンだけは祝日に指定されています。

なので今日は仕事休みでした。

あ、祝日なんで男性も休みです(笑)

お店も閉まっています。

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でもこの日が祝日に指定されたのはつい3年ほど前からです。

祝日になると「はあ、女性の日かー」ってなりますね。

一日良いお天気で春の訪れを感じる事が出来ました。

主人の従姉妹や叔母さんからは女性の日を祝うメッセージが送られてきました。

 

日本では何をするのでしょう?

普段からレティースデーとかレディスランチとかいろいろ特典があったりしますよね。

これはちょっと意味合いが違いますが。

そういえばそういう習慣はドイツにはありません。

あったらあったで嬉しいのですが?

 

ウクライナの友人たちのその後

その後、ウクライナの友人の一人はキエフから祖父母の住む村に移動しました。

 

キエフから36キロの地点にありキエフより静かとのこと。

しかし6キロ離れたところに国際空港があり、そこから時々爆発音や軍事用の飛行機の音が聞こえるらしい。

 

夜になればロシア軍から身を守るため電気は付けず村中が真っ暗になるらしいです。

街灯もついていないとか。

 

キエフにはアパートの地下には防空壕がありますが、村の戸建ての家には防空壕がなくキャンドルの明かりで過ごしているとか。

 

そんな生活がいつまで続くのか。

 

ウクライナの人たちの精神面も気になります。

 

民間人が犠牲になって子供を含むたくさんの死者が出ています。

戦争が長くなれば長くなるほど死者も増えます。

やはりプーチンは頭がおかしくなっているのか。

 

シャルロッテンブルク宮殿

シャルロッテンブルク宮殿とは?

ベルリン・シャルロッテンブルク地区にあるプロイセン王国の宮殿です。

 

建設されたのは1699年。

プロイセン王、フリードリヒ1世が奥様ソフィー・シャルロッテのために建てたのです。

当時は「リーツェンブルク宮殿」って呼ばれてたらしいですがソフィー・シャルロッテの死後シャルロッテンブルク宮殿と改名されました。

1943年の大戦時に被害を受けましたがその後、復元されました。

 

青空が映えるシャルロッテンブルク宮殿

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庭園は無料で公開されています。

地元の人たちのお散歩コース。

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もちろん宮殿内を見学できます。

日本語のオーディオガイドもあるのが嬉しい!

 

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この方がソフィー・シャルロッテさま

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大理石の浴室。

優美~。

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このお部屋の配色可愛くて好き💗

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アジア陶器のお部屋
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マイセンの陶器がよく使われていたのかマイセン陶器も多数展示されています。

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ウクライナの平和を祈ります

いつもお世話になっているドイツのお友達でもありブロ友さんでもあるPonkoさんの誘いで数年前ベルリンであったウクライナの首都キエフの少年合唱団のコンサートに行く機会がありました。

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その後コロナ前にもベルリンに来たので2回彼らのコンサートに足を運ぶこととなり顔なじみになりました。

この時はまさか今このような事態になるとは思ってもいませんでした。

そして彼らに出会わなければ今回の戦争もどこか他人事で終わっていたかもしれません。

 

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その時に出会った団員達とのコンタクトでウクライナの市民の様子が伝わってきます。

 

戦争が始まる前、オリンピック開催中、ウクライナの学校では万が一戦争になった場合に備えてトレーニングが行われていたそうです。

なんだか戦時中の日本の学校のようです。

 

その数日後、本当に戦争が始まってしまったのです。

キエフ市内の高層アパートに住んでいるある団員君はアパートの地下に防空壕があるらしく何かあればそこに隠れるそうです。

キエフのアパートには第2次世界大戦の時に作られたこのような防空壕が今も多数あるらしいです。

 

時々、爆発音や発砲音が聞こえるそうです。

私には信じられない!

とても動揺し、不安で、恐れながらの生活を送っているとのこと。

夜間外出禁止令も出ているらしく夜10時から朝7時までは外に出れないそう。

アパートの窓からの風景の写真を送ってきてくれましたが人っ子一人おらずシーンと静まり返った写真でした。

インターネットは時々途絶えるそう。

 

同じアパートには数人、ウクライナの西部リヴィウやウジホロドへ逃げて行った人たちもいるらしいですが、戦争が始まった今、バスや電車すべてのチケットは売り切れになっているそうでキエフから離れることは出来ないそう。

 

また田舎に住んでいる祖父母のことをとても心配している様子。

祖父母の家には防空壕がなくキエフに呼びたいけど容易に来ることもできないと。

このように離れた家族を想う人がたくさんいるのです。

 

またある団員さんは防空壕がわりにメトロの駅に始めの2日間は逃げていたそうです。

その様子をビデオで送ってくれましたが思ったより人がひしめき合うこともなく寝袋を敷いて寝ている人が数人いるようでした。

また彼の顔はとても疲れたように見えました。

無理もありません。2日もメトロで夜を迎えたのです。

本日は昼間はアパートに戻りルームメートや近所の方と廊下で過ごしたよう。

外部からの直接の壁がなく窓がないので部屋にいるより安全なんだとか。

でも夜になり地下の防空壕に移動したようです。

 

その団員さんが以下のリンクを送ってきました。

ウクライナの人たちは夜もゆっくり眠れない日が続いていると思うと本当に気の毒です。

 

正直ロシアによるウクライナへの軍事攻勢の細かい云々は専門家の方たちの話を聞いてもイマイチぴんと来ません。

それでも一般の方たちが犠牲になっているのは心が痛みます。

 

プーチンをどうにか落ち着かせねば!

 

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心からウクライナの平和を願います。