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ドイツ生活

ボニファツ教会でのミサ③~ミニコンサート

友人はバスの時刻の事でかなり焦っていましたが私にはここまで来て途中で帰るのはあり得りえません!!ゼッタイ!!

 

「そっと出よう」と友人は言いますが、こんな前のド近いところに座ってて「そっと」は不可能です。めちゃくちゃ目立ちますよ、そんなんしたら。

ただでさえ目立っていると思うんです、私たち。友人はそんなことは全く気にしません😅

 

ニコンサートが始まります。

近い!近すぎるやろ!神でしかない、この近さ。もう失神寸前です。カメラに収まりきらない。

 

去年、モンセラートでうしろ姿が近すぎましたがやはり向かい合わせのほうが迫力があり音量爆発!自分の体がエスラニアの歌声で出来てる感覚←どんな例えや

 

4曲歌いました。始めはLlibre VermellからInperayritz de la ciutat joyosa。

正式名書Llibre Vermell de Montserratは13世紀から14世紀の宗教文書の写本でモンセラ修道院に伝承されている「モンセラートの朱い本」の中の1曲。

この曲は最近夜のミサでよく歌われています。前日の少年合唱フェスティバルでもハノーバー少年合唱団との共演時歌われました。左側で年長の団員の楽器演奏が入ります。こちらはモンセラートでの夜のミサから。

 

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2曲目はソリスト、P君の歌う「鳥の歌」。カタロニアの民謡でありクリスマスキャロル。カザルスのチェロ演奏も有名です。

それにしてもP君の声量は半端ないです。時々、少し抑えたほうがいいんじゃないかと思うくらい鼓膜まで響きました(笑)変声前の素晴らしい歌声でした。

 

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この「鳥の歌」、去年スペインのサラールで教会の外から本当の鳥の声が聞こえてきたのです。カザルスが「カタルーニャの鳥はピースピースと鳴くのです」と言った通り、ほんとに「ピースピース」言ってるように聞こえます。これはこれで素敵だと思いませんか!この時のソリストは前日の少年合唱団フェスティバルでの「アベマリア」のソリスト君でした。去年はまだマスクしていました。で、トイレ事件のとこ。くくっ。

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次に歌われたのはセガーラ神父の「Germinans」。私の大大大好きな曲😍

ここでも聞けて嬉しすぎます。この曲は昔からお昼のミサ「サルベとビロライ」でよく歌われます。去年、モンセラートでも聞けて失神しそうでしたがこの空間でめちゃくちゃ大音量。神過ぎる!

 

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その合間にも友人は時計を気にしているようですが私は「50分まで大丈夫!」と小声で言い切ります!

 

最後はお馴染みの「ビロライ」。

「ビロライ」はお昼のミサ「サルベとビロライ」で必ず、ほんとに必ず毎日マイニチ歌われる曲です。モンセラートでもこれでもか!というほど聞きました。2000年の来日時、西宮でのミサに参加した時に歌われて嬉しかったのを覚えています。思えば生の「ビロライ」を初めて聞いたのが日本でした。

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こんなまじかでビロライ聞いたの始めてやったかも。

 

ほんま神過ぎる時間でした。このミサについて教えてくれた団員C君、あなたは神です!