先日、オンラインでモンセラートでのミサとエスコラニアの卒業式を見ました。
卒業式の様子はこちらから。
卒業式、今年はしみじみでみんな涙をすすっていました。その姿を見て私も感情的になっちゃいました😥
みんな、卒業おめでとう!
この間ニュールンベルクに来て、その後3日間モンセラートで歌って卒業でした。
何ともあっけない😮
でも最後の最後に大きな舞台に立って、コロナ以降初めての海外演奏ができて良かったね。
なんか、私がこの間ニュールンベルクで話した子達はほとんど卒業してしまったな。
「鳥の歌」を歌ったソリスト君、最後の最後に変声前の素晴らしい歌声を大きな舞台で披露できました。すごく良かった!
それにしても最近は団員を集めるのが大変で10名卒業しても、入ってくる新入生は5名ほどじゃないかな。
私の昔の友達がエスコラニアに入るときは試験に200人が来ていたそう。
そのうちから選ばれるのは13人か14人です。
凄い競争率だったのです。
山の上でのいかにもカトリック、な生活が今の子には向かなくて、色々な部分を変えたらしいですが。
例えば私の友達の時代は月曜から日曜まで歌っていました。
要するに毎日です。毎日お昼と夜のミサで歌っていました。唯一、土曜のお昼のミサの後から日曜の朝のミサの間だけ自由時間があり実家に帰ったりが出来ました。
今も一日2回歌うのは変わりませんが日曜朝のミサから金曜のお昼のミサまでです。
金曜のお昼から日曜朝まで自由時間となるので昔よりずっと休みが長いですね。
そして昔は全寮制でしたが、今は実家から通うことも可能です。
でもよっぽど家が近くないと夜のミサが19時半に終わった後、あの山の上から家に帰り次の日の朝また山に登って普通の学校の授業を受ける、って難しいんじゃないかな。
卒業した後も、このような特別な場所で特別な教育を受け、仲間と過ごしたことは一生の宝物になるようです。