ドイツでは今年6,7,8月は9ユーロチケットという名の公共交通機関のチケットが販売されます。
1か月9ユーロでドイツ全土の公共交通機関が使える画期的な企画。
ただしドイツの新幹線ICEなどの特急列車には使えませんので普通電車でのんびりの旅になりますが。
それでも9ユーロでドイツ全土は今までにない試み。
ということで先週末は夫婦でベルリンからクヴェードリンブルク(Quedlinburg)に日帰りで行くことに決めました。
しかし主人は駅のホームで突然「もし列車が混んでたら僕は行かない」とスネはじめました。
やってきた電車は予想通り、まあまあ混んでました。
主人は「僕は行かない!」と。
で私は・・・・。
一人で行きました。
毎回主人の言うことを聞いていたら鬱になりそうなので、やりたいようにやりましょう。
しかし、いや~。
この週末はキリスト教の祝日、聖霊降臨祭と重なって電車はパンパンでまるで日本の満員電車のようでした😱
写真を取っておけばよかった。
それはもうすごい人でしたよ。
駅の階段もまるで東京の出勤時間帯のような。
そして乗ったかと思うと電車は次の駅で警察の点検が入るということで動かなくなり・・・。
みんなこのSバーンに移動するからそこも満車。
いや~、主人は来なくてよかった。
彼はとてもじゃないけどこういうのは耐えられないタイプ。
そこから何度か電車を乗り継いでなんとかクヴェードリンブルクに到着しました!
やった~!
達成感。
片道3時間ほどかかりますが今は一番日が長い時で夜10時過ぎまで明るいからいけます。
クヴェードリンブルクはドイツのザクセンアンハルト州にある中規模都市。
戦争の被害に遭わなかったので昔の木組みの家々が残るロマンチックな町。
世界遺産に登録されています。
どうやらこの5日間ほど「王様のフェスティバル」というのがあって町は賑わっていました。
イタリアンレストランで日本語表記を見かけました。
でも今は日本からの観光客は全く見かけませんでしたが。
市庁舎
市庁舎横のカフェ
マルクト教会の中
マルクト広場
町のいたるところで結構ヘビーな音楽が流れていました。
出店もたくさん出ていました。
ドイツらしくお昼からビール片手に人々は語り合う。
ここでもヘビーな音楽。
ひとつ裏道に入ると静か。
いや、というかこの町は普段はもっと静かなんだろうけどお祭りでたまたま賑やかだったんだろうな、と察する。
木組みの家の裏側も木組み。
当たり前か。
高い2本の塔が町中から見えるニコライ教会
もう長年誰も手を付けてなさそうなかわいそうな木組みの家さん
クヴェードリンブルクの駅
そして帰りも電車はパンク状態でした・・・・。
ある程度、この9ユーロチケットが出ると電車がすごいことになるかもと予想はしてたけど、やっぱりね。
でもこの週末がたまたま3連休であったからかもしれない。
これからしばらく様子を見てみます。