毎年クリスマスはエスコラニアはコンサートやミサで忙しくなります。
私はオンラインでこの時期のミサの様子を見るのが楽しみでした。
プログラムを見る限り、歌う予定になっていました。
しかし21日ごろからだったかお昼のミサでエスコラニアの姿が見えません。
あれ、まあいいか。
スペインの風が吹いてるからこんなもんかな。
そう思っていました。
うーん・・・。
クリスマス直前までコンサートもいくつかあるし忙しいのかな、程度に思ってました。
で24日、重大なミサがある日。
夜はミニコンサートがあります。
義父母の所にいたので録画しようと画面を開いたところ、O君が映ってる。
え、???
卒業したはずのO君。
ていうかよく見るとなんか見たことある映像。
え、去年のや。
えーーー。なんで?
私、義父母の所でタイムスリップしちゃったのか?
ナゾ!
と思いながら夜中のミサがあるし、まあ良しとしよう。
で夜中のミサの時間に画面開くと、
修道士のお爺さんしかいない・・・。
どうなっとんや。
爺さんたち見ててもしょうがないので画面閉じる。
そうだ、現役の団員君で連絡ある子に聞いてみようかな。
その日はもう遅かったので次の日、25日クリスマスの日にちょっと訪ねてみよう。
そう思っていたら次の日の朝、その子から「メリークリスマス!」ってメッセージが来ました。
おっと、先を越された。
でも嬉しいですね☆
丁度いい機会なのでさっそく彼に聞いてみました。
「そうなんだ、僕たち急に隔離になって歌えなくなったんだ。カタルーニャ音楽堂であるはずだったコンサートも地方でのコンサートも中止になったんだよ。すごく残念。」
はい???
それならそうとお知らせがあってもいいと思うけどそういうインフォメーションは一切なし。
彼に聞かなかったら謎のまま終わってたわ。
陽性者が出て予定されていたクリスマスコンサートとモンセラートでのクリスマスミサがすべて中止されたのです。
それにしてもコンサートやミサがなくなって休みになるのが嬉しいのではなく、とても残念がっている様子。
残念絵文字付きで。
プロ意識なんだなー。
ちなみにこの後、この件の情報がオープンになりました。
実際には先にテレビのニュースになったようです。
カタルーニャ語分からない私にはこんなことになってるとは思いませんでした。
コロナ禍って何が起こるか分からない。
5月に無事にエスコラニアを堪能する事が出来たのは幸運だったっと思い返します。