カタルーニャ民謡の「鳥の歌」。
カタルーニャ出身のチェリスト、作曲家であるカザルスが1971年に国連でこの「鳥の歌」を演奏した様子が世界中に放送されたそうです。
その時彼は「私の生まれ故郷カタルーニャの鳥は peace、peace と鳴くのです」と言ったそうですよ。
この「鳥の歌」、5月にカタルーニャに行った時、エスコラニアのコンサートで聞きました。
ずっと生歌を聞きたいと思っていた「鳥の歌」。
初めての生歌。
思った通り素敵でした。
カタルーニャの田舎町、サラールの教会であったアットホームなコンサートでした。
コンサート中、教会の扉が開いていたので偶然にも鳥の声が録音されていました。
そして本当に「 peace、peace」って鳴いているんです。
なんか鳥の声が聞こえるな、とは思っていたけど演奏中は演奏を聴くことに集中していたため鳥の声は聞こえませんでした。
後で録音を聞いて気付いたという。
鳥の声はもちろんコンサート中ずっと録音されていますが「鳥の歌」を歌っている時の鳥の声は何とも情緒ある。すごい偶然!
エスコラニアは「鳥の歌」を歌うときは口笛で鳥の歌声を表現することもあるようですがこの時は本物の鳥の声が聞こえていました。