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ドイツの生活

~私のエスコラニア~ 少年合唱フェスティバル

2月始め、モンセラートから郵便が届きました。

ドキドキしながら封を開けると、中身は綺麗な冊子やポストカードなどたくさん入っていました。嬉しい!

 

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冊子はカタルーニャ語なので書いてあることはよくわからないのですが写真で何となく理解。

その中でも目を引いたのが2019年の記事の中の「Alemanya」の字と写真。「ドイツ」。そうなんです。モンセラがドイツに来ることは当時知ってたんですが、行けませんでした。仕事が忙しい時期だったのと、結婚して生活スタイルが変わったのと。妊活の事と。そしてこの時少し興味が薄れていたのと。

コロナの前の年、2019年夏に南ドイツで「世界少年合唱フェスティバル」が開催されました。

参加合唱団は私が大好きなスペイン、カタルーニャのモンセラ修道院聖歌隊聖(Escolania de Montserrat)、オーストリアインスブルックのヴィルテン少年合唱団(Wiltener Sängerknaben)、地元ドイツ、バイエルンのテルツ少年合唱団(Tölzer Knabenchor)、そして同じくドイツ、ロイトリンゲンのカペラボカリス少年合唱(Knabenchor Capella Vocalis)でした。モンセラ以外はすべてドイツ語圏の少年合唱団でした。

私、実は昔からこの少年合唱フェスティバルに行くのが夢でした!無理をしてでもこの時行っておけばよかったと今更ながら思う。こんな素晴らしい共演はなかなかないわ。写真を見て余計にそう思うのでした。

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左からモンセラ、テルツ、ヴィルテン。

 

 

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ライブで見る顔がいっぱい。私のお気に入りの子もいるわ~(当たり前)。行っておけばよかった。

 行かなかった理由のひとつに当たり前だけど団員が変わって綺麗な思い出のある「20年前とは違う」というのも一つの原因でした。

去年からまたモンセラ熱が復活した今、だけどもコロナでこんな状況になってしまった今、余計に行っておけばよかったと思うわ。何回言う!

 

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どこの少年合唱団もそうだろうけど、コロナで入学希望者が減っているようです。モンセラも去年は試験に合格して入ってきたのは5人だけ。例年の半分以下。でも私が知っている20年前は4学年だったのがいつの間にか5学年になっていました。昔は4学年で45人程度だったのが今は5学年で50人以上になったよう。でも去年の入ってきた子が5人だけなので昔と変わらない人数。1学年10人前後なので1クラスも10人前後の少人数制で授業も受けられます。これってすごくいいことだな。普通の学校だと大人数だし。元団員友達もその部分を良いことの一つとして挙げています。しかもあの絶景の山の中。教室の窓からの景色、素晴らしかったなー。

コロナの件に戻りますが、これは私の個人的な意見なのですが、少年合唱団に入る大きな利点の一つに海外演奏旅行があると思うのです。その演奏旅行が2019年を最後にできていません。ということは今2年目と1年目の団員は海外演奏旅行の経験がないということです。2年目の子は2019年は1年目だったので留守番組でした。今度合唱団がアメリカやオーストラリアや、そして日本へ演奏旅行できるのはいつなのだろう。合唱団に入って4年や5年の間に演奏旅行を経験できるのか。一流の音楽教育を受けられるのは今までと変わらないけれど。

 本来の役割である宗教的行事で歌うこともドイツの合唱団はコロナ以降、出来ていないように思います。有名合唱団に入るには、予め合唱団の必要とする音楽レベルを持っていることが必要。せっかく合唱団に合格しても活動できないとなると何のために合唱団に入ったのか、となりますね。こんな状況が早く終わり、今までのよう本来の合唱団の役割が当たり前のように行える事が出来ますように。