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ドイツ生活

-17度から+20度まで体験した2月

タイトル通り、今年の2月は温度差が半端なかったです。1か月で真冬から夏まで体験しました。

こんなの初体験、っていう-17度。

顔が痛い。

ドイツ人は元々マスクをつける習慣がありませんがこの寒波でマスクをつけると温かい、ということを習ったみたいで外でもマスクを付けて歩いてました(笑)

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いろんな表情の雪だるまが中庭にいた

近所の公園の池の変化を語ります。向こう側に見える塔の建物は市庁舎です。手前は橋ですが上は歩道になっていて、下の窓がたくさんあるとこは地下鉄の駅になっています。

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2月8日。超寒かった時期。連日-17度くらいの日が続いてた。最高気温もマイナスだった。池の上をみんな歩いたりスケートしたりしてました。

 

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2月14日。天気はいいけどまだ気温マイナスで寒かった。まだ心配ないくらい凍ってた時。

 

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2月18日。急に暖かくなって気温20度で一日中温かい日が数日続きました。でも相当凍ってたのね。まだまだ溶けてない。この状態でも歩いてる人がいました。やらないほうがいいだろうけど。

 

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2月24日。だいぶ溶けてきたけど気温20度で太陽が照ってるにもかかわらずまだ凍ってた。

 

今日見たらさすがにもう溶けていつもの池になってました。

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今日の写真がないから凍る前の写真。

1か月の間に30度近い温度差を体験したのでした。

2月に20度になって鳥が春になったと間違ったのか2月から盛んにさえずっています。クロウタドリも2月から歌っていておや?それともクロウタドリは以前から2月から泣いていたのかな。とりあえず冬は泣かない鳥です。

容姿も歌声もきれいなクロウタドリ。真っ黒な体に黄色のくちばしがかわいい。人間が近くにいても気にしない鳥。ドイツで、たぶんヨーロッパ全土で見られます。私は日本では見たことありません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

~私のエスコラニア~ 美しい告別式

前回、エスラニアの元団員友達のお母さんが癌で亡くなったことを書きました。たくさんの人に愛情を注ぎ、またたくさんの人に愛されていた素晴らしい女性でした。

forktospoon.hatenablog.com

コロナでなければ告別式に参列したかったです。ですが先日、告別式の様子を知らせてくれました。いかにお母さんの告別式が特別だったかが綴ってありました。

エスラニアの彼の友達が始めにピアノで弾き語りをし、棺桶に入ったお母さんが会場に入ってきました。そして何人かの人がお母さんについて、どれほど彼女を愛していたか、またどれだけたくさんの人に彼女が愛されていたかを話しました。式には少しの瞑想も含まれていました。最後はモンセラートで歌われる「ビロライ」をみんなで歌い告別式が終了しました。

文章を読んでいるとその様子が目に浮かびます。

と思っていたらその後、告別式の動画が送られてきました。便利な時代になりました。コロナでたくさんの人を告別式に収容できないので、動画はみんなでシェア出来ていいかも。個人的なものなのでここでは動画は流しませんがその様子を語りたいと思います。

スペインでも日本のように葬儀が行われるセレモニー会場がありそこで行われました。友達のお父さんは健在ですが、彼が率先して行動してる様子が動画を見て感じました。会場の係員や参列者に気を使って行動している姿が映っていました。今思えば彼はエスラニア時代から面倒見が良かったです。私を退屈させないために、行く前からいろんな企画を考えてくれたり、いろんなところに連れて行ってくれたり。だからエスラニアで譜面台係りに選ばれたんだな、と昔のことを思いました。あの係り、地味に見えますがいろんな事に気を使わないと出来ない仕事です。

式の始めに私も仲良くしてもらっている彼のエスラニアの大親友がレオナード・コーエンの「ハレルヤ」を弾き語りをしました。その彼も5年前にお母さんを癌で亡くしました。彼の弾くピアノの響きはとてもやさしく、でも歌声は力強く心がこもっていました。その後、神父さんのお祈りがあり、そしていろいろな人がお母さんについて語りました。言葉はわかりませんが気持ちが伝わってきました。

最後は「ビロライ」をみんなで歌いました。エスラニアの歌声が聞こえていました。その合唱とともにお母さんが退場し、後ろに親族が続きます。動画でそのお母さんが退場する扉の向こうが太陽に照らされてかすごく明るくて、お母さんは生きていた時と同様に明るい場所に行かれたんだな、と想像させられました。動画の最後にエスラニアのビデオが流されました。お母さんの亡くなった時間、場所、年齢などが最後に表示されました。

とても美しい告別式でした。お母さんが特別な女性であったように告別式も特別でした。

告別式にもエスラニアが関係していて、人生ずっとエスラニア愛に溢れているな、と動画を見て改めて感じました。


Escolania de Montserrat Virolai モンセラ修道院聖歌隊

告別式の最後に歌われたビロライ

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  お母さんは遠く離れた私のことも気遣ってくれて優しい言葉をかけてくれていました。彼からも「母は君から何か聞けることをいつも楽しみにしている」と言われていました。亡くなった後、彼にお母さんへの思いを伝えた時も「君から何か聞けたこと、いつものようにきっと嬉しく思っているよ」と言ってくれました。

 

本当に温かい家族で私の「カタルーニャの家族」のような存在です。地震や震災の度に心配してくれてメールや手紙を書いてくれました。ドイツに手紙を書いてくれた時は、私がちょうど引っ越しをしていた頃だったからか手紙が帰ってしまったらしく、手紙の内容をわざわざメールで送ってくれました。すごく愛されているな、と感じることができます。親戚の方々も紹介してもらい、皆さんと今も連絡が続いています。こんな家族に出会えて本当に幸せです。日本で彼に出会わなければこんな素敵な家族に出会うこともありませんでした。彼に出会えて本当に良かった。彼には幸せになってもらいたいです。そして家族の皆さんにも。

 

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モンセラートでマルクたちと撮ったお気に入りの写真

マルクや家族と初めてモンセラートに行った日に撮った写真だったかな。後ろは修道院。映っているのは当時4年目と2年目の子たち。ありがたいことにここに映っているほとんどの子たちと今もコンタクトが続いています。一人は20代の時に日本に来てくれました。

 

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当時、頂いたかなり大きな写真。額縁に入れています。

何年も、そしてコロナの前も時間はたくさんあったのにどうして会いに行かなかったのだろう、と今も思いに耽ることがあります。

思いついたことはすぐに言葉にしたり、行動にうつしたりすることは実はとても大切な事ですね。

 

コロナの後、カタルーニャに行ってお母さんのお墓参りをしたいです。

 

読んでいただいてありがとうございます。

 

~私のエスコラニア~ 大切な人

今週の水曜日(2月17日)、悲しいお知らせを受け取りました。私の大好きなエスラニアの元団員、しかも一番お世話になった団員のお母さんが亡くなられました。癌でした。彼からお母さんが乳がんであることは去年から聞いていました。でもきっと良くなると信じていました。彼らからのメールはいつもワクワクしながら開けます。この時もそうでした。でも内容を見て頭が真っ白になりました。その悲しい文字を何度も読み返しました。

偶然その日はエスラニアのミサが3回もある日でオンラインで見ていると、彼らの歌声がお母さんのために歌われているような気がしてきて、20年前に彼女とこの修道院にいたことや元団員の友達が歌って、譜面台を運ぶ姿を思い出して涙が流れました。家でも常に明るく笑顔でみんなを楽しませてくれる存在でした。彼女の声や笑い声を今もはっきりと覚えています。私とミュニケーションをとるために、出来なかった英語を話し始めて、私が帰る頃には私より出来るやん、ってくらい英語が上達していた頭のいい人。

彼の大親友で私も仲良くしてもらっている元団員のお母さまも5年前に癌で亡くなられました。なんていう不幸の偶然。なんであんなにも温かい心を持った人達が苦しんで死ななければいけないのか。

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エスラニアが歌うモンセラート

エスラニアと私の歴史は20年以上。その間、連絡が薄くなっていた時期もありましたが常に繋がっている安心感がありました。このコロナの時短労働でエスラニアを改めて思う時間ができました。この時短労働がなければ仕事に追われてオンラインのミサに気づくこともなく、見る時間もなかったでしょう。この時間があって彼らとまたエスラニア愛に溢れる時間を持てるようになりました。そうでなければお母さんが亡くなられたことについてすぐに教えてもらってなかったかもしれません。今回こうして悲しい出来事もすぐに教えてもらったことにとても感謝しています。

おめでたい事も楽しいことも悲しいことも共有できる関係になれたことにとても嬉しく思います。彼らのような友人がいることを誇りに思います。

ちなみに私の母親も大腸がんです。去年の10月、手術をした以降は今のところ好調とのこと。ただコロナで帰国が難しいです。元団員の友達には私の母の大腸がんについて話しました。今思うとその時、彼のお母さんは私の母よりもっと大変な時期だったと思うのです。それにも関わらず、いつも私の母のことを気遣ってくれて「早く良くなって、君がお母さんに会えますように」と心優しい声をかけてくれていました。自分より他の人のことを一番に考えられる本当に温かい心を持った彼。きっと苦しい時間を過ごしてきたはずなのに。彼には心から幸せになってほしいと思います。平和で楽しい事だけが彼の将来に訪れますように。

母は今は順調ですが、でもいつまた再発するかと不安はあります。こういうことは自分の身にも起こりうることです。自分のことも自分の周りの人も大切に、一日を1時間を1分をその瞬間を大切に生活していきたいと思うのです。

 エスラニアの歌声。美しいアベマリアをお母さんに捧げたいです。

旅の思い出【西表島】~【由布島】

6年前に母と女子旅をした八重山諸島石垣島竹富島由布島西表島のツアーでした。今回は西表島の話。西表島八重山諸島の西に位置する一番大きな島。

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ガイドさんがおっしゃっていたこと。

なぜ「西表島」を「いりおもてじま」と読むのか。沖縄語で「西」は「日の入り」から「いり」と読むのだそう。なので「いりおもてじま」になるんだとか。

西表島は大きな島ですがほとんどが森林で覆われていて人間が住んでいるのはほんのわずかな場所。9割?が森林と言っていたかな。

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仲間川のマングローブ

 

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西表のらネコは見ましたが西表ヤマネコはめったに見れないそう。

 

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だんだん気温が上がって1月で26度!

 

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ここから水牛車にのって浅瀬を渡り由布島へ。

 

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おじさんが三線(さんせん)で歌を披露してくれました。心地いい民謡を聞きながらあっという間に由布島に到着しちゃいました。

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由布島の庭園。暑いくらいになった!

 

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水牛車でまた西表島へ渡ります。

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満潮でも膝までにしかならない浅瀬で、歩いてでも渡れる西表島由布島



 

ドイツの大寒波

ドイツでは先週末から雪が降っては降って、積もりに積もり、大雪になっています!こんなのは初めて。マイナス17度も初体験!最高気温もマイナス!

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中庭

 

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車につらら

 

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ここは池だけど水が凍ってみんな上に乗ってます。

 

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晴れると雪景色もきれい。

 

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斜面でみんなそり遊びを楽しんでる。

 

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湖もほぼ凍ってる。

 

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右側の水に白鳥がいます。この子たちは夏もここにいます。

 

旅の思い出【石垣島】⓵ホテル

6年前に八重山諸島を旅した時、拠点になったのが石垣島。ホテルはフサキビーチリゾートホテル。夕日がきれいに見えるプライベートビーチがあり食事も美味しく快適でした。

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石垣島八重山諸島の中でも東に位置する大きな島。

 

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フサキビーチリゾートホテル。コッテージ風の部屋が立ち並ぶ。

 

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ホテルの敷地内にあるレストラン。シーサーがお出迎え。

 

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ホテルのプライベートビーチにある橋。ロマンチック~♪ 

 

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ビーチから見える夕日。

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サンゴで文字を書いてみた!

 

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ホテルの食事。海ブドウのたれはシークワーサー。

 

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海ブドウ大好き!!毎日食べれるくらい好き。

 

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酢の物にゴーヤ。茶碗蒸しにも沖縄の幸。

 

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八重山そば

 

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あぐー豚のしゃぶしゃぶ。

 

沖縄に行くまでは料理にあまり期待してなかったけど、めちゃくちゃ美味しい!沖縄料理ファンになりました。

 

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旅の思い出【竹富島】

6年前に母と行った沖縄、八重山諸島石垣島竹富島由布島西表島のツアーでした。ツアーで効率よく周れたので良かったです。1月でしたが26度もありました!ガイドさんが1月でこんなに気温が上がるのは珍しい、皆さんラッキーですよっておっしゃっていました。その数年前に沖縄本島に行った時は2月で10度しかなくって沖縄寒いやんってなったので気温差が激しいんでしょうね。

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八重山諸島とは。沖縄本島のまだはるか南西。日本だけど台湾にめちゃくちゃ近い!

 

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八重山諸島拡大図。竹富島の面積は約5.4km、西東へ2.7kmの小さな島。

 

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竹富島の村を水牛車で散策。家々の塀はサンゴで出来ている。

 

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民家。琉球瓦を使った屋根とシーサーはどの家にも見られました。



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なごみの塔。今は登れなくなっている。

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なごみの塔からの村の眺め。



 

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のどか~。近所の子供たちが自転車で遊んでる。



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カイジ浜で星の砂探し。みえますか~?結構たくさんありました!

 

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コンドイビーチ。